「2.9竪川弾圧」不当な懲役1年の次はありえない民事裁判へ!~園良太さんへの終わらない弾圧を許さない抗議声明

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2015年2月9日(「竪川弾圧」から3年目の日に)

警視庁警視総監 殿
江東区役所水辺と緑の課
「地方公務員災害補償基金」東京都支部

「2.9竪川弾圧」不当な懲役1年の次はありえない民事裁判へ!~園良太さんへの終わらない弾圧を許さない抗議声明

                                   呼びかけ:上杉崇子(弁護士)、大口昭彦(弁護士)、小倉利丸(富山大学)、川村理(弁護士)、下地真樹(阪南大学)、山中幸男(救援連絡センター事務局長)、2.9竪川弾圧救援会(随時増えます)

「2.9竪川弾圧」とは、野宿者排除に抗議した園良太さんが不当逮捕・127日間勾留・有罪にされた弾圧事件です。刑事裁判が終了した昨年初め、突然江東区と東京都からでっち上げの損害賠償請求書が来た事を以前お伝えしました。その支払いを拒否した所、何と1月に東京地裁で民事裁判に訴えられました。一つの案件で刑事裁判の終了後も民事裁判で弾圧をかけ続ける、という前代未聞、前例のないやり方です。公安警察・江東区・東京都が一体となった新たな弾圧が始まったのです。

 私たち救援会・弁護団・識者一同はこれを許さず、広く人権と社会運動全体の問題であることを呼びかけるために、抗議声明を発表します。そして春に始まるだろう東京地裁での園さんの裁判に、多くの注目と参加を呼びかけます。(この損賠請求の詳しい問題はhttp://urx2.nu/h41P )

【これまでの経緯】

1:2012年2月8日、東京都の江東区役所が亀戸の竪川河川敷公園に住む野宿者に凄まじい暴力排除を行う。映像:http://urx2.nu/h3XO 抗議声明:http://san-ya.at.webry.info/201202/article_16.html

2:翌2月9日、江東区役所に抗議した支援者をも暴力排除。園さんが器物損壊罪で不当逮捕される、原宿警察署に勾留される。救援会声明:http://urx2.nu/h3Yt 獄中での虐待:http://urx2.nu/h418

3:2月29日に「威力業務妨害」に切り替えて起訴され、原宿警察署→東京拘置所に127日間監禁される。6月14日に釈放を勝ち取る。起訴への抗議声明:http://urx2.nu/h40R 初公判報告:http://urx2.nu/h3YB 園さんの冒頭意見陳述書:http://urx2.nu/h3ZF

4:2013年4月18日に「懲役1年・執行猶予3年」の不当な有罪判決。控訴するも、東京高裁も傍聴人を11月19日に全員排除した上で同じ判決を下した。東京地裁の判決報告:http://urx2.nu/h3ZQ 東京高裁の判決報告:http://urx2.nu/h407

5:2014年2月19日、園さんの自宅に突然東京都から文書が届く。2,012年2月9日の後に江東区職員が「園にケガをさせられた」とでっち上げて病院へ治療に行った事が判明。その治療費を代わりに支払った「地方公務員災害補償基金・東京都支部」(以下「基金」)が、園さんに39614円の治療費を支払え、払わなければ民事裁判に訴えると請求してきた。経過説明:http://urx2.nu/h41x

6:全くの事実無根であるため、園さん・救援会・弁護団は江東区役所と「基金」事務所に抗議行動し、抗議声明を連名で提出。抗議声明:http://urx2.nu/h41P

7:2015年1月16日、「基金」が東京簡易裁判所に訴え、簡裁が園さんに支払い督促。園さんが異議申し立てをしたため、東京地裁で民事裁判にかけられる事になった。過去に前例のない弾圧。

【何が問題か】

1:竪川排除から公安警察と共謀していた江東区職員が、ケガをさせられたとでっち上げて医者に行き、「基金」に税金で治療費を支払わせたこと。

2:「基金」が江東区の主張を丸呑みし、園さんに治療費を請求し、裁判に訴えたこと

3:裁判所がそれを受理したこと。行政と司法が警察に一体化している。

4:江東区が完全に警察と一体化する事で、税金の許されない無駄使いをしている。江東区と「基金」は、でっち上げの治療費を税金から支払わせ、弾圧裁判も税金で行うことになるからだ。

5:江東区と「基金」が裁判にかける費用は、請求額の4万円弱を優に上回る事になる。通常これで裁判にかけるなどありえない。支払いよりも弾圧が目的である事を表している。

6:刑事裁判が終わっても、延々と弾圧し続けることが狙い。運動が盛り上がっている時に狙い撃ちで仕掛け続けている。

7:刑事裁判と救援会の終了を見計らって請求が来た。元々反対していた問題と園さんへの弾圧を切り離し、わかりにくくさせ、園さん個人を孤立化させる狙いがある。

8:これを許したら、今後一度弾圧されたら刑事・民事の療法で延々と弾圧されてしまう。

江東区は嘘の治療費は自費で払え!
それを肩代わりした「基金」は損害賠償請求を取り下げろ!
東京地裁は裁判を中止しろ!

ぜひ引き続きご支援、ご協力をお願いします。

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「2.9竪川弾圧」、でっち上げの損害賠償請求で民事裁判へ!弾圧を跳ね返す熱い支援をお願いします

★怒りの拡散★

野宿者排除に抗議して懲役1年の不当判決にされた、「2.9竪川弾圧」今度は江東区職員の損害賠償請求で、当該の園良太さんが民事裁判にかけられる事になりました。マジありえない公安警察の運動弾圧ですが、受けて立ちます。経緯https://solfeb9.wordpress.com/2013/04/02/%E2%98%85%E7%AB%AA%E5%B7%9D%E5%BC%BE%E5%9C%A7%E6%95%91%E6%8F%B4%E4%BC%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%91%8A%E7%9F%A5%E3%81%A7%E3%81%99%E2%98%85/

2012年2/8に江東区が亀戸の竪川公園の野宿者を凄まじい暴力排除
→翌2/9、区役所抗議の支援者をも暴力排除。園さんが不当逮捕される
→起訴され、127日間監禁され、懲役1年の有罪判決にされる
→裁判終了しても「2/9に職員をケガさせたから4万円払え」と損害賠償裁判
全て許せないでっち上げです

江東区は嘘の治療費は自費で払え!
それを肩代わりした「東京都は損害賠償請求を取り下げろ!
簡易裁判所は裁判を中止しろ!ぜひ裁判闘争のご支援をお願いします。

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またも損倍請求、今度は「法的手段に訴える」と。抗議をお願いします!

★抗議!拡散★「2.9竪川弾圧」でまた自分にでっち上げ損害賠償請求が来ました。ついに「損賠金を払わなければ法的手段を検討する」と。弾圧続ける東京都「基金」に請求中止の抗議を!03ー5272ー5432

問題詳細

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「ぶっとばせ弾圧!7.12新宿デモ~デモに自由を!強まる警察国家にNО!~」へ参加を!

「2.9竪川弾圧救援会」も呼びかけ団体となり、以下のデモが開催されます。当該・園もアピールします。ぜひご参加下さい!
 
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「ぶっとばせ弾圧!7.12新宿デモ」~デモに自由を!強まる警察国家にNО!~

7月12日(土)16時新宿アルタ前広場集合・アピール、17時デモ出発

(アルタ前では以下の様々な弾圧の当事者や支援者がアピールします。デモは新宿繁華街の中心部を練り歩きます。)

主催:7.12反弾圧デモ実行委員会
呼びかけ:「関西大弾圧救援会・東京の会」http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/

「12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会」http://himitsuhokyuen.wordpress.com/
「2.9竪川弾圧救援会」https://solfeb9.wordpress.com/
連絡先:東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階 救援連絡センター気付 03-3591-1301 http://qc.sanpal.co.jp/
★弾圧って何?いま何が起きてるの?デモで知り、声を上げよう★

全国各地で原発や戦争に反対する街頭デモや抗議行動が盛り上がり、大規模化しています。また原発再稼働や震災汚染がれきを止めるために、オスプレイ搬入を止めるために、大飯原発・大阪市役所・普天間基地の前でテントが張られました。そしてゲートを封鎖する果敢で強力な直接阻止行動が展開されてきました。それは権力の暴力に対する正当な抵抗の権利です。

 
しかし原発や戦争を進めたい権力者は、強力な直接抗議ほど多数の参加者を不当逮捕します。デモが大規模化するほど、参加者が警察の執拗なデモ妨害に抗議したり、デモ隊が少しでも横に広がった時にすぐ逮捕します。日常の中でも、街で職務質問を拒否しただけで連行・逮捕…
 
不当逮捕された人は、自由のない警察の留置所に最大で23日間も拘束されます。その後も公安検察が起訴を狙い、裁判所が追認します。起訴されたら何ヶ月も拘置所に閉じ込められ、長く苦しい裁判を強いられ、無罪が当然でもほぼ有罪にされます。
 
これにより抗議行動を呼びかけた主催者は獄中支援や裁判支援に奔走を強いられます。参加者も「次は自分が逮捕されるのではないか」との恐怖心を作られます。これを「弾圧」と呼びます。
全国各地に、あらゆるテーマの運動に、弾圧が広がっています。私たちは抗議行動の自由や人々の人権を押しつぶす弾圧の存在を多くの人に知らせ、共同で跳ね返すために新宿デモを行います。ぜひご参加下さい!

 
★各地の社会運動への不当逮捕を許さない★

1:原発反対のサウンドデモや現地行動への連続不当逮捕
国家権力の社会運動への弾圧はそれこそ長年続いてきました。ここ10年を振り返

っても、東京のイラク反戦やフリーターメーデーのサウンドデモは、警察がデモ隊にびっしり張り付き、体を押し、毎回何人も不当逮捕してきました。
それが11年の「3.11」直後の「原発やめろデモ!!!!!」でも行われ、9月11日の
デモでは何と一度に12人も不当逮捕されました。
大飯原発再稼働阻止で高揚した関西の反原発運動では、12年秋から11人逮捕・
6人起訴の連続大弾圧がかけられました。

2:行政との交渉や差別への抗議で不当逮捕

さらに12年2月に東京都江東区役所で野宿者排除に抗議した支援者が、福岡では生活保護の受給者が行政担当者との話し合いで不当逮捕・起訴され、何ヶ月も勾留されました。
右翼の「在特会」らのヘイトスピーチデモへの抗議行動でも、抗議する側が毎回のように過剰規制・不当逮捕され、在特会らは野放しです。

3:沖縄米軍基地反対など、今後も弾圧が起きうる

政府は沖縄・辺野古の米軍基地建設で「立ち入り禁止水域」を拡大し、「刑事特措
法」を適用し、反対住民を次々弾圧すると脅しています。集団的自衛権や原発再稼働への反対行動でも、強行を狙う政府がまた弾圧してくる可能性があります。今後予想される弾圧にも今から反対し、弾圧を止めていきましょう。

 
 
★エスカレートする職務質問・監視社会・安倍政権にも反対を★

4:職務質問を拒否したら警察が自分から転んで逮捕!
繁華街で警察のしつこい職務質問も増え、拒否や抗議をしただけですぐ連行や逮捕してきます。13年3月には東京・山谷で労働者が強引な職務質問を拒否したら、警察官が自分から転んで公務執行妨害をでっち上げて逮捕・起訴・4ヶ月以上勾留・有罪にするというとんでもない弾圧をしました。

5:広がる監視カメラ、公安警察のつきまとい
また今や街にも駅にも住宅街にも監視カメラが張り巡らされ、私たちのあらゆる行動が録画され、自由を奪われています。昨年秋に天皇に抗議行動をした人は、今も行く先々で公安警察に付きまとわれ続けています。

 
6:警察官の暴行で人が次々殺されている。「保護房」を無くそう!
こうしてある日突然警察署に連行された人が、密室の署内で殺される事件が続発しています。5月27日に新宿署の「保護房」で警察にマットでぐるぐる巻きにされ、口にタオルを詰め込まれて暴行された男性が死亡しました。同じ暴行で5月31日にも高輪署で男性が死亡しました。「保護房」は完全密室で眠れない「虐待部屋」で、これを無くさせなければいけません。
 

7:安倍政権と「秘密保護法」に抗議したら弾圧!
警察の暴走や弾圧の大元にあるのは、安倍政権が戦争・原発・貧困を拡大していることです。
昨年秋に「特定秘密保護法」を全国の大反対を無視して強行採決し、あらゆる人への弾圧拡大を狙っています。それに国会傍聴席から抗議した人も弾圧され、今まさに裁判が始まりました。悪法への抗議は私たちの権利です。さらに「盗聴法」や「共謀罪」を成立させ、刑事司法を抜本改悪し、市民の相互監視と密告を勧める恐怖社会を作り出そうとしています。

日常的な監視、社会運動への弾圧、安倍政権の暴走は全てつながっています。
7月12日アルタ前では、こうした弾圧と闘いの当事者がアピールします。

私たちの自由が奪われ、抗議行動すら不可能になる前に、弾圧・職務質問・監視社会のおかしさを、街に出て伝えましょう!
私たち自身も弾圧を知り、当事者とつながり、警察や安倍政権の暴走を止めましょう!
 
 
★参考:本文で紹介した弾圧の救援会、抗議声明★

・2006年:フリーターのメーデーデモの弾圧:http://mayday2006.jugem.jp/
・2011年「原発やめろデモ!!!!!」弾圧
(5月7日、4人弾圧)http://57q.tumblr.com/
(8月6日、3人弾圧)http://d.hatena.ne.jp/nonukyuen/
(9月11日、12人弾圧)http://911nonukyuen.tumblr.com/
・2012年「関西大弾圧」(11人弾圧、6人起訴):http://blog.goo.ne.jp/kansai-dan
東京での支援会:http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/
・「2.9竪川弾圧」(1人弾圧・起訴):https://solfeb9.wordpress.com/
・福岡・生活保護受給者弾圧(1人弾圧・起訴):http://blog.livedoor.jp/fukukyuen/archives/cat_1012688.html
・2013年:在特会への抗議行動に対する弾圧(多数を弾圧。リンクは13年6月16日の1名弾圧):http://antifa616q.info-act.com/
・山谷職質での転び公妨弾圧(1人弾圧・起訴):http://www.labornetjp.org/news/2013/1374806139249staff01
・12.6秘密法国会傍聴者弾圧(1人弾圧・起訴):http://himitsuhokyuen.wordpress.com/
・「公安は天皇のための尾行をやめろ!」共同声明
http://hanten-2.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html
 
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4月30日に東京都「基金」へ抗議署名を提出しました

報告が遅れましたが、損害賠償請求問題で、4月28日に東京都『基金』へ抗議署名と賛同を提出しました。
西早稲田駅前で街宣し、目の前の都庁舎三階にある事務所へ。担当者は不在で、同僚が対応。最初は担当不在だから帰ってくれと言われ続けましたが、粘って色々聞き出し、請求のとんでもない不当性を伝えました。4月30日に担当者がもう一度対応するから来てくれと言わせました。そこで弁護士から電話で連絡し、もう請求するなと念押ししました。途中で制服警察も上に来て緊迫しましたが、大丈夫でした。後から公安警察も来ました。
抗議署名は個人160、団体約15を渡しました。賛同いただいた皆様ありがとうございました。

江東区と「基金」は今すぐ請求を断念しろ! 引き続きご支援・ご注目をお願いします。

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賛同者:「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明」

以下の声明に、たくさんの賛同をお寄せいただいています。ありがとうございます。

【2.9竪川弾圧救援会】2.9竪川弾圧・園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明


2014年4月8日 2.9竪川弾圧救援会

【賛同者:個人】
谷 俊夫 (熊谷市民)
田中 徹
岩川保久 (自営業)
金澤知成
中沢浩二
松原康彦 (新空港反対東灘区住民の会事務局長)
瀬戸大作
韓 基大
佐野広志
本田有美子
田中一郎 (ちょぼちょぼ市民・さまざま勝手連)
松尾哲郎
まえだけいこ (死刑廃止・タンポポの会)
ぱぉん  (関西大弾圧11.13当該)
青栁 林 (真宗大谷派 速成寺)
上平 学
月田秀子
Ernesto 高比良
井上 淳
なすび (山谷労働者福祉会館活動委員会)
竹内佑馬 (弁護士)
佐藤三郎
岡田俊子 (ふくしま集団疎開裁判ボランティア)
山口智美 (モンタナ州立大学教員)
かねこあき
尾澤邦子 (レイバーネット)
HΛL
豊島耕一 (佐賀大学名誉教授)
天野環
白田真希 (東電前アクション!)
野村洋子 (労働運動活動者評議会)
西岡まゆみ (翻訳者)
常野雄次郎 (つねの・ゆうじろう)
李 智映 (松江市民)
ホソノ シュータロー
岡 敏幸 (フリーター労組)
小池 洋子(嘉手納・普天間沖縄一坪反戦地主)
朴利明 (ぱくりみょん)
疋田真紀 (アルバイター)
高石 昭
筒井雪江 (エンターテイメント型妖怪)
笛吹斑
小野寺重則
額田康子 (武庫川ユニオンたんば支部組合員)
岡田雅宏
辻 淳子 (労働者)
矢嶋 宰 (フォトグラファー)
徳岡敦人
比地 次喜気 (自営業)
平林祐子 (都留文科大学教員)
岡田有生 (非正規雇用)
野崎泰伸 (立命館大学非常勤講師)
松田耕典 (10・5関電前事後弾圧被告)
和泉健一(阪神社会運動情報資料センター)
古賀 滋(ロックアクション・あまがさき)
谷山智子 (一般市民)
中野和子 (主婦)
佐野淳子
渋谷 要 (社会思想史研究者)
石埼 学 (龍谷大学法科大学院教授(憲法学) )
中嶋啓明 (共同通信記者)
ぅきき (会社員@台湾)
いのうえしんぢ (イラストレーター)
野村昭男 (労働者)
向井雪子
佐々木 健 (キノ・キュッヘ主催、映像作家)
中塚孝子(会社員)
木村 真(きむら・まこと) (豊中市議会議員)
yukifumimaruo (会社員)
小番 伊佐夫
田村和久
田中一美
遠山日出也 (草津市民)
二瓶一夫 (オールターナティブズ 代表) 
山岡晶子 (オールターナティブズ 事務局)
中村 剛
三輪力也 (農業)
奥山たえこ (杉並区議会議員)
佐原 伸 (ソフトウェア技術者、法政大学大学院情報科学研究科兼任講師)
アンジェロ・デ・ローザ (社会学者)
沼舘千佳子 (ピアニスト)
杉村和美
広川マチ子 (自営業)
鈴木香織
石川いぶゑ
宮口高枝
田上真知子
ながたけひさのり
松木弥栄子
西川雄二 (ブロガー 「たたかうあるみさんのブログ」管理人)
井家祥子(主婦)
鷹嘴正吉
竹野文敏 (右から考える脱原発ネットワーク一般参加者)
斎藤玄 (一般市民)
田中一弘
後藤康伸 (安倍のつくる未来はいらない/詩人)
石川哲朗 (東京都民)
稲垣 豊
八木 和隆 (労働者)
グレフル
京極紀子
山下智子
宮野吉史
なかもりけいこ
新 孝一
桑山篤
芦原省一
佐野きみ子 (主婦)
松本和史
阿野貴史
嶋田頼一
守屋友江 (阪南大学教員)
ノーマ・フィールド (シカゴ大学名誉教授)
宮本ゆき (DePaul 大学 宗教学部 准教授)
宮崎俊郎
小倉かなへ (個人)
藤井千賀子 (アロマテラピーインストラクター)

匿名2名

【賛同者:団体】
福岡地区合同労働組合
新空港反対東灘区住民の会
横浜生活保護利用者の会
竹内佑馬法律事務所
みらくる∞未来を創るにんげんアクション
STOP原子力★関電包囲行動
関西大弾圧救援会
大阪此花発!STOPがれき 近畿ネットワーク
阪神社会運動情報資料センター
関西大弾圧救援会◯東京の会
「反日の会(仮)」(はんにちのかい(かり)
福岡市民救援会
全関東単一労働組合
ディストピアTOKYO

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【4/26第一次締切】【2.9竪川弾圧】「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明」に賛同をお願いします!

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竪川弾圧、損害賠償への抗議声明チラシ。ぜひご活用ください

【4月26日第一次締め切り】【2.9竪川弾圧】「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明」に賛同をお願いします!

以下の抗議要求声明への個人・団体賛同を募集します。4月26日(土)までに個人名/団体名と肩書きをsolfeb9@gmail.com にお送りください。
以下の宛先に提出し、救援会ブログhttps://solfeb9.wordpress.com/ でも公表します。

<2.9竪川弾圧・園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明>

2014年4月8日
呼びかけ:稲葉菜々子(茨城大学)、上杉崇子(弁護士)、鵜飼哲(一橋大学)、大口昭彦(弁護士)、小倉利丸(富山大学)、川村理(弁護士)、下地真樹(阪南大学)、前田朗(東京造形大学)、山中幸男(救援連絡センター)、2.9竪川弾圧救援会

宛先:江東区役所水辺と緑の課
「地方公務員災害補償基金」東京都支部年金求償係

<要求>
1:園良太さんへの「損害賠償請求」の全てを今すぐやめること。
2:園良太さんへのあらゆる連絡と弾圧をやめること。
3:市民の抗議要請行動に対する行政の弾圧を全てやめること。

<みなさまへの経緯解説>

「2.9竪川弾圧」の裁判が終わり救援会も解散する2014年2月19日、当事者・園良太さんの自宅に突然「損害賠償請求権取得通知書」なるものが届きました。差出人は「地方公務員災害補償基金」(以下「基金」)で、新都知事の舛添要一が東京都支部長とされ、請求担当者も明記されています。

「2.9竪川弾圧」が江東区役所内で起きた時、江東区職員は園さんたちを羽交い絞めにして役所から強制排除しました。区は「その際に園が職員にけがをさせた」と決めつけ、公務災害として治療費を「基金」に請求し払わせていたことがわかりました。そして今回「基金」が園さんに「治療費を払え」と損害賠償請求をかけてきたのです。裁判が終わったことを見計らい、暴力を振るった江東区が被害者に責任転嫁をしてきたのです。

私たちはこれが警察・江東区・東京都が一体となった性懲りもない嫌がらせ、と同時に新たな弾圧として仕掛けてきた可能性もある、と判断しました。そこで2月26日付で東京都と江東区に抗議書を送り、3月6日に江東区役所前で抗議情宣を行いました。

しかし「基金」は3月26日に再び園さんの自宅に請求書を送りつけてきました。私たちの抗議と要求に何ら答えず、「抗議書は受け取ったが、再度請求する」と断言。さらに「園様がいきなり被災職員に体当りしたのち首を絞めたことにより、被災職員が頸部を負傷した事案であります。」と一方的な決めつけを行い、「39614円を請求しますので、平成26年4月30日までに支払って下さい」と言い切るのです。

<今回の問題点>

2.9竪川弾圧は、そもそも逮捕、起訴、有罪判決(一審、二審)とも、不当なものでした。その理由はすでに、公判の過程で、園良太本人と弁護団によって余すところなく展開されています。不当判決を裁判で覆すことができなかったことは、今もって痛恨の極みですが、少なくとも、2012年2月9日の件は終了したのです。そこへ、裁判でもまったく話題にすらならなかった「出来事」をもって、この期に及んで治療費=損害賠償を請求してくるとは、一体どういう了見なのでしょうか。

園さんら竪川河川敷公園の野宿者テントの支援者は、2012年2月8日の暴力行政代執行を問うために2月9日に江東区役所の「水辺と緑の課」へ向かいました。しかし区の窓口対応は不誠実の極みでした。その後園さんらは大勢の職員に突然背後から襲われ、全身を羽交い絞めにされ、両手両足を宙吊りにされ、建物外へ排除されました。

そもそも自治体の職員は、地域で起きた問題にからむ請願や陳情、抗議、申し入れ、話し合い要求などに、誠実に対応する義務があります(こんな当然すぎることを何度言わせるのでしょうか)。2月9日の事態は、その義務を怠り、話し合い拒否と代執行強行を居直った江東区側にすべての責任があります。

にもかかわらず、暴力的排除をしてきたことがまず許されません。そしてその際に、力関係でも圧倒的多数にして優勢である職員たちが負傷したこと自体が不自然です。それが証拠に、この件は被害届もなく、起訴理由にも記載されず、公判でも検事側証人として出廷した江東区職員の誰からも言及されていません。10枚近くもの診断書等を、引き出しの中にでもしまい忘れていたとでも言うのでしょうか。

こんな理不尽、不可解、夜郎自大なやり方を東京都も認めるのでしょうか。こんなことが認められるのであれば、自治体行政の窓口に異議申し立てをした場合、どんな仕打ちを受けるか。慄然とさせられます。少なくとも、民主国家のやり方ではないことを、私たちは声を大にして訴えます。

今回の「基金」による損害賠償請求は全く公正を欠く不当なものです。私たちは基金が請求の根拠にしている「地方公務員災害補償法」の中で法的に保障されている不服の申出を行います。そしてこの抗議声明と、声明への皆様の賛同を基金に突きつけます。ぜひとも多くのみなさまの賛同をお願いします。

カテゴリー: info | 【4/26第一次締切】【2.9竪川弾圧】「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明」に賛同をお願いします! はコメントを受け付けていません

【新たな嫌がらせ・弾圧が発生】江東区・東京都・警察による「損害賠償請求」への抗議書

★☆★☆★☆★☆★(転送・転載大歓迎)★☆★☆★☆★☆★

「2.9竪川弾圧」の裁判が終わり救援会も解散する2月19日、当該・園さんの自宅に突然「損害賠償請求権取得通知書」なるものが届きました。差出人は「地方公務員災害補償基金」(以下「基金」)で、東京都支部長が新都知事の舛添要一となり、担当者も明記されています。また江東区の当時水辺と緑の課の職員が整形外科や整骨院に通った診断書や、同基金への「療養補償請求書」が10枚近く同封されています。
私達はこれを警察・江東区・東京都が一体となった最後の嫌がらせ・弾圧であると判断し、抗議書を送りました。公開します。ぜひご支援と抗議をお願いします。
また3月6日(火)15時~江東区役所前でこの件の抗議行動を行います(注・当初の4日から6日に変更です)。こちらもぜひご参加ください!

地図:http://www.city.koto.lg.jp/

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江東区役所水辺と緑の課
東京都知事 舛添要一さま
「地方公務員災害補償基金」東京都市部年金求償係

江東区・東京都・警察による損害賠償請求への抗議書

2014年2月26日
園良太(2.9竪川弾圧当該)
2.9竪川弾圧救援会
弁護団:大口昭彦、川村理、上杉崇子
東京都台東区日本堤1-25-11
電話・FAX:03-3876-7073

私たちは2012年2月9日に江東区役所で起きた不当逮捕・起訴事件の裁判を闘い抜いてきた集まりです。裁判は東京地裁・高裁ともに不当極まる有罪判決を言い渡しましたが、江東区による野宿者排除、その行政代執行が暴力であったことに、多くの人々が怒り抗議しました。その抗議したなかの1人の行動を弾圧・起訴に追い込んだことに、全国から抗議の声が届き、裁判をたたかってきました。そして、そのかん野宿者に寄り添う支援をおこなってきたのも、行政ではなく、野宿者につながる人たちでした。

しかし裁判が終わり救援会も解散する2月19日、当該・園さんの自宅に突然「損害賠償請求権取得通知書」なるものが届きました。差出人は「地方公務員災害補償基金」(以下「基金」)で、東京都支部長が新都知事の舛添要一となり、担当者も明記されています。また江東区の当時水辺と緑の課の職員が整形外科や整骨院に通った診断書や、同基金への「療養補償請求書」が10枚近く同封されています。

「平成24年2月9日、江東区役所内において同区職員●●(水辺と緑の課、以下「被災職員」という。)が園様の行為により負傷した件につきまして、基金は公務災害として被災職員に補償しました。つきましては地方公務員災害補償法第59条第一項に基づき損害賠償請求権を代位取得しましたので、通知書を送付します。ご質問は3月20日までにお問い合わせ下さい。損害賠償金の請求予定総額:39614円。期日までに連絡がなければ請求を了承したものと判断し後日改めて一括払いでの請求書と納付書を送ります」。

などと書かれています。しかし同基金がなぜ「園さんの行為により負傷した」と断定できたのか、2年もたって突然送りつけるのかが一切書かれていないのは明らかにおかしいです。

園さんら竪川河川敷公園の支援者は、2月8日の暴力行政代執行を問うために区役所へ2月9日に江東区役所の「水辺と緑の課」へ向かいました。しかし区の窓口対応は不誠実の極みでした。その後園さんたちは大勢の職員に突然背後から襲われ、全身を羽交い絞めにされ、両手両足を宙吊りにされ、建物外へ排除されました。その過程でもし園さんが職員と接触したとしても、職員に怪我を負わせるような程度では全くなく、身を守るための正当防衛です。公務員にあるまじき職員の前代未聞の暴力こそ責任が問われなければならないのです。

当時から江東区は公安警察とともに起訴に持ち込めるネタを探していたため、職員を外科に行かせ、何らかの診断書を書かせれば「暴行」や「傷害」の被害届けを出せると考えても不思議ではありません。裁判が終わって判決が確定し、救援会も解散を公表したため、公安や江東区が最後の嫌がらせのためだけに送りつけてきたとしか思えません。もし実際の被害があれば江東区は「威力業務妨害」と同様に立件化し裁判に持ち込むはずですが、そのような動きは一切なく、裁判でも全く話題にされていません。暴力を振るったのは自分たちだからです。

園さんは昨年の一審判決前や8月にも右翼の被害届による任意出頭攻撃を受けています。公安警察が嫌がらせと弾圧のネタを探し続けており、竪川を敵視する江東区が唯々諾々と加担してしまうからです。これは絶対に許されません。また同様に唯々諾々と請求書を送りつけた東京都の「基金」も責任を問われなければなりません。舛添新都政になったばかりのこの請求は、今後東京都や市区町村の職員への抗議を許さないという強硬政策の始まりといえるのではないでしょうか。

私たちは、裁判中にも検察ならびに江東区が一切言及しなかった職員の身体の不調について、今、裁判の判決が出た後、救援会の解散時に新たな嫌がらせとして江東区が出した損害賠償に一切応じる気はありません。警視庁、江東区、東京都「基金」に対し強く抗議し、二度とこのような連絡を行わないこと、一切の嫌がらせをやめる事を要求します。

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開催します!「2012.2.9→2014.2.8 竪川弾圧裁判終了、ラスト集会 ~東京高裁を問い直すとともに、 支援してくれた人々へのお礼をこめて~」

★★★★★★転送・転載大歓迎★★★★★★

2012.2.9→2014.2.8 竪川弾圧裁判終了、ラスト集会
~東京高裁を問い直すとともに、 支援してくれた人々へのお礼をこめて~

〇2014年2月8日(土曜) 18時会場 18時半スタート
亀戸文化センター5階第2研修室(JR亀戸駅北口出て左へすぐ)
地図:http://www.kcf.or.jp/kameido/kameido_map.html
(飲み物と軽食が出ます★カンパをお願いします。持ち込みも歓迎です)

★第1部:
当事者・園と救援会から、勾留段階の問題点と闘い(弾圧、留置所勾留、保護房の虐待、起訴、東京拘置所の長期勾留など)
釈放後の一審判決までの問題点と闘い(証人陳述、園と弁護団の陳述、裁判所の警備法廷と背景の無視判決など)。
二審判決までの問題点と闘い(「はがき作戦」、Tシャツ排除、Tシャツ作戦、高裁への公開質問状と回答など)。
・「12.6秘密法弾圧救援会」から救援の呼びかけ

★第2部:弁護団の挨拶から交流会へ。各運動体・裁判から連帯アピール。

〇竪川弾圧救援・裁判闘争を物心両面で支えてくれた全ての皆さん!来る2月8日(弾圧から2年)に、裁判闘争終結と、感謝を込めてささやかですが報告と交流の集いを行います。

既に多くの皆さんには伝わっているかと思いますが、控訴審判決(11月19日)は、一審判決同様「懲役1年・執行猶予3年」という許しがたい有罪判決でした。到底容認できない判決ですが、上告はせず、その力をさらなる反弾圧や社会運動へ注ぐことにしました。2年にわたる反弾圧・裁判闘争は終了すること
になりました。この2年間、逮捕当日の初動救援に始まり、警察署への抗議・激励行動、弁護団編成、起訴以降の接見・差し入れ、裁判闘争、保釈(2012
年6月)、一審(2013年4月18日判決)から控訴審へ長期 にわたる闘いに、全国各地、さまざまな戦線から、多くの人たちがカンパを、激励を寄せ、傍聴し、集会やデモなどに参加されました。

判決は理不尽なものでしたが、 この弾圧がなければなかっただろう多くの人たちと出会い、交流することができました。また、堅川の地で頑張る仲間たちは、その後の行政の追い出し攻撃に屈することなく団結して闘いを継続し、裁判や集会に駆けつけてくれました。そしてこの間、寄せられたカンパで、救援・裁判費用をまかなうことができました(詳細は、2月下旬に発行の「まけてたまるか」最終号で発表します)。

竪川弾圧救援会は、解散しますが 竪川の取り組み、弾圧当事者、当局に対する反撃の闘い、さらには新たな弾圧を目論む権力に抗する闘いは続きます。野宿者排除、生活保護の切り下げ、秘密保護法施行、原発再稼働、共謀罪の復活、盗聴法の拡大、沖縄新基地建設、集団的自衛権への踏み込み、改憲策動
など、安倍政 権の攻撃はますます激化する状況です。皆さんとはこうした冬の時代に抗する闘いのなかで再会するこになるで しょう。2月8日は、語り合い、
交流しながら、連帯を拡げてゆくステップになることを願っています。多くのご参加を。

2・9竪川弾圧救援会

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【2.9竪川弾圧裁判・全員排除問題】東京高裁への公開質問状です

高裁警備写真高裁への怒りの抗議

私たちは、13年11月19日の東京高裁の前代未聞な「全員立ち入り禁止での有罪判決」を許しません。そこで、以下の公開質問状を高裁に送りました。高裁の回答結果は2月8日の救援会のラスト集会で報告します。ぜひ質問状を転送・転載して頂き、高裁にきちんと回答するようプレッシャーをかけてください。
東京高裁:東京都千代田区霞ヶ関1-1-4 電話:03-3581-5411 ファックス:03-3503-3997
そしてラスト集会にご参加ください!

「2012.2.9→2014.2.8 
竪川弾圧裁判終了、ラスト集会~東京高裁を問い直すとともに、支援してくれた人々へのお礼をこめて~」

2014年2月8日(土)18時開場、18時15分開始
亀戸文化センター・5階第2研修室(JR亀戸駅北口出て左折)
地図:http://www.kcf.or.jp/kameido/kameido_map.html

★当日は14時から竪川河川敷公園の現地で「竪川カフェ」も行われます。こちらもぜひご参加ください!

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東京高等裁判所長官 山﨑敏充殿
東京高等裁判所刑事5部 八木正一殿

2014年1月14日
2.9竪川弾圧救援会
東京都台東区日本堤1-25-11
電話・FAX:03-3876-7073

公開質問状

私たちは2013年11月19日に東京高裁で開催された、12年2月9日の江東区役所での逮捕・起訴事件(以下「2.9竪川弾圧」)の判決のために裁判所に入ろうとしました。しかし大量の裁判所職員が入口をふさぎ、被告人の園良太さんも約60人もの傍聴者も最後まで中に入れませんでした。その結果、判決は被告人も多くの傍聴者も不在のまま下されたのです。

高裁は「yes!抗議 no!排除」という特定のTシャツを着ている事を理由に挙げました。その根拠は庁舎管理規則の第11条「プラカード、ゼッケン、その他これに類するものの持ち込みは禁じることができる」に当てはまるから、としか言いません。私たちも庁舎管理規則を開示させましたが、Tシャツの文字は「○○反対」「○○裁判無罪」といった具体的な内容ではありません。何ら審議や「法廷秩序」が妨害されるものではありません。これを「その他」で排除できるならば、裁判所は気に食わない者は誰でも何でも排除できるようになってしまいます。それは許されません。

同じTシャツは園さんが12年7月の「麻生邸リアリティツアー国賠訴訟」でも着用して入廷しています。9月の「2.9竪川弾圧」裁判でも同じデザインの色違いのTシャツで入廷しています。しかし東京高裁職員は12年10月の裁判から、突然園さんに「着ているTシャツを脱がなければ庁舎に入れない」と裁判所入口を封鎖し、庁舎内でも執拗につきまとうようになりました。地裁・高裁はなぜ突然対応を変えたのか、説明も全くありません。

こうした強権的な排除はどんどんエスカレートし、13年10月3日の控訴審第1回では証人と証拠をすべて却下し、発言して法廷から退廷させられた園さんを人目につかない裏口から裁判所外へ叩き出し、立ち入り禁止にしました。その際何と警察官も法廷に突入しようとした事が確認されました。これらの暴力は全て東京高裁の事務局長命令、組織決定で行われています。これでは裁判内容ではなくあらかじめ組織決定で有罪判決が決められているようなものです。

私たちは、このような強権的な訴訟指揮と裁判所からの排除を二度と繰り返させず、謝罪・撤回することを求めて、以下の質問への回答を求めます。

1.11月19日に被告人と多数の傍聴者を排除した事は庁舎管理規則の濫用と考えるが、排除の根拠と正当性は何か。
2.庁舎管理規則を組織外部の市民に対して強制できる根拠は何か。またどこまでの範囲でその強制が認められるのか。憲法で保証された表現の自由よりも、庁舎管理規則が優先されるのか。
3.12年9月までは入廷できたTシャツが、なぜ12年10月から突然禁止になったのか。
4.被告人と多数の傍聴者を排除して下した判決は正当か。またその根拠はどこにあるのか。

1月27日(月)までに、回答を上記の住所へ郵送またはFAXでお送り下さい。
この質問状と回答は救援会のブログhttps://solfeb9.wordpress.com/と、2月8日18時から亀戸文化センター5階で開催する救援会の集会で公表します。

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