原宿署が当該を「保護房」に留置したことに対する弁護人の申し入れ書(2月13日付)

原宿署が当該を「保護房」に留置したことに対する2月13日付の弁護人の申し入れ書です。
現在、当該は一般房ですが、それとは関係なく、申し入れ書に対する署の回答があるとのことです。

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被疑者 逮捕番号・原宿分室第405号

抗議及び申入書
2012年 2月 13日

原宿分室留置管理第1課長 殿
弁護人 ● ● ● ●

上記被疑者の処遇について、下記のとおり申し入れる。

1 以下で詳述するように、貴課が上記被疑者を「保護房」に留置することは極めて不当な取り扱いであるから、直ちに通常の房に移すことを求める。


被疑者は、2月10日の午前1時過ぎころ、深川署から原宿分室へ留置場所を移された。被疑者は、原宿分室での身体検査及び指紋採取の際に警察官に対し反抗的な態度をとったとされて、身体検査後に「保護房」に留置された。現在まで被疑者は「保護房」に留置され続けている。


「保護房」での処遇は極めて苛酷なものである。掛け布団及び敷き布団を与えられず、就寝時も堅い床の上で眠らなければならない。床に直接横たわると頭部が痛むため、少しでも眠りやすくするべく上衣を脱いで丸めて枕にしようとすると、上衣の用法違反であるとして注意を受け取り上げられた。蛍光灯が24時間点灯していてその状況のまま眠らなければならない。一日中、被疑者は眩しい蛍光灯の光に照らされているため、精神を休めることができないでいる。入浴はおろか、洗顔や歯磨きさえも禁止されている。食事では、箸等が支給されずに手づかみで食べるよう強要される。差し入れは衣服類に限られ、本等を受け取ることができないため、1日中何もすることがなく、ただただじっとした状態で房内に居ることを強要されている。


確かに、留置場の管理権が貴殿にあることは承知しているが、その管理権行使は無制約の自由裁量に委ねられるものではなく、勾留目的達成のために適正な範囲内でのみ行使することができることは改めて言うまでもない。
上記被疑者の「保護房」での取り扱いは、通常人にとって苦痛極まりないものであり、正常な精神を維持することが困難なものである。堅い床の上で就寝させ、24時間眩しい蛍光灯で照らし続けることは、被疑者の体力を不当に奪い、精神に異常をきたさせる危険の高い行為であり、非人間的な扱いに他ならず、拷問といっても過言ではない。かかる取り扱いは、勾留目的に必要な適正範囲を明らかに逸脱しており、被疑者の人権を不当に侵害し、留置管理権を濫用した違法な処遇であることは明らかである。
現に被疑者は、まともに眠ることができず、頭痛に苦しみ、精神的に不安定な状況に追い込まれているのである。


被疑者は身体検査の際の反抗的な態度により「保護房」に入れられたようであるが、既に被疑者は身体検査時の自己の態度を反省し、今後はそのような態度をとらないと思うに至っている。また、今後身体検査等が行われる予定もない。
「保護房」に留置された後は、被疑者が特段反抗的な態度をとることなく、苛酷な処遇に耐え続けていることは、貴課はご承知のはずである。
したがって、現時点において、被疑者を「保護房」に留置することの必要性は全くなく、これ以上「保護房」に留置し続けることは被疑者の人権を不当に侵害する管理権行使である。

6 以上の次第であるから、直ちに被疑者を「保護房」から通常の房に移すことを求める。

以上

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